コード化点字ブロックのご紹介

コード化点字ブロックとは

点字ブロックは、視覚障害者にとって欠かせないものですが、進めと注意の2種類の情報しか得ることができません。もっと詳しい情報を音声で提供できたら、という思いで開発されたのがコード化点字ブロックです。 

その仕組みは、既存の点字ブロックにマーキングを施し、そのパターンをスマホが読み取ることで、今、どこに居て、この先に何が有るのかを音声で伝えることが可能になりました。

デザインの特徴は

1.マーキングのパターンの違いで、3000万種類もの情報が提供できます。

2.直角三角形の見え方の違いで、4方向に応じた案内ができます。

3.突起部の周辺をリング状にマーキングすることで、優れた耐久性が得られます。

視覚に障害をお持ちの方ばかりではなく、この場所に不慣れな方には有効です。

日本語が読めない観光客には母国語で案内するができます。

情報インフラとして、みんなが使えるコード化点字ブロックを日本中に広げたいと思っています。

紹介動画

東京都墨田区、マルイ錦糸町店で開催したコード化点字ブロック体験会の様子です。

体験会のお知らせ

2023年10月28日(土曜日)、アイサポート仙台 eye eye 福祉機器展2023にて体験会開催。

2023年9月9・10日、金沢市にて開催の第31回視覚障害リハビリテーション研究発表体験にて体験会開催。

過去の体験会・実証実験

2023年8月、東京と世田谷区小田急梅ヶ丘駅からうめとぴあ間の敷設に伴い体験会開催。

2023年3月、金沢市国道157号線、武蔵交差点~尾山交差点の敷設に伴い体験会開催。

2022年12月、沼津市役所にて実証実験開催。

2022年11月、都営地下鉄若松河田駅改札から東京視覚障害者生活支援センターの区間で実証実験開催。

2022年9月、神戸市ポートライナー 医療センター駅ホームから神戸アイセンター病院間。

2022年7月、金沢市国道157号線香林坊交差点~香林坊二丁目交差点間敷設に伴い体験会開催。

2021年9月、東京錦糸町マルイにて体験会開催。

2021年3月、金沢市役所から柿木畠商店街区間にて実証実験開催。東京有楽町マルイにて体験会開催。

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